2025年10月5日(日)に生活クラブ生活協同組合都市生活主催の「第32回 生活クラブ生協祭あいたくて」に生産者として参加してきました。都市生活のあいたくては私個人として初めての参加であり、どのような雰囲気なのかドキドキしながら当日を迎えました。会場に向かう時は雨がやまない状況に少し不安を抱きながら到着。そして神戸の方は曇り空で雨は降っていなかったので一安心。そんな中、今回は豆腐&豆乳の試食と豆腐&揚げの販売を行いました。弊社のブースの両隣は米澤製油さんと大徳醤油さん。なんと米澤製油さんは弊社の豆腐を使ってドーナツの試食を行ってくれました。さらに弊社の試食の豆腐を持って隣の大徳醤油さんの醤油をかけてもらうという完璧な布陣で豆腐販売の方も順調・・・かと思ったのですがやはり冷蔵品ということ、それによやく・る対象の絹ごし・木綿豆腐に関しては少し苦戦しました。エンディングセレモニー後も販売を続けてお手伝いの組合員さんも頑張ってくれた結果、無事売り切れて終了となりました。後で聞いた話によるとやはり雨の影響で去年より300人ほど来場者が少なかったようです。売り切るまではどこか落ち着かない気持ちもありましたがそれでも一緒に頑張ってくれたお手伝いさん、いつも利用してくれていると声掛けしてくれる組合員さんがいてくれたので最後まで楽しく参加できました。また参加させてもらえることを心待ちにしています。ありがとうございました。(小西歩)
2025年8月9日にオレンジコープにて豆伍心学習会を行いました。今回の参加は大人7名と職員さんのお子さん1名の合計8名で行いました。内容は①豆腐の製造工程&こだわりなどの説明。②自分たちで豆腐を造ってみる。③天然にがりと硫酸カルシウムそれぞれの豆腐の食べ比べ。➃大豆生産の流れを説明の4点で行いました。
製造工程の説明で消泡剤を使用していないことから泡取りなど手間を掛けて製造していることや天然にがりと硫酸カルシウムの豆腐食べ比べをしてもらって凝固剤だけでどれだけ味が変わるか知ってもらいました。また、それによって市販品との価格差の説明をして弊社の豆腐は決して値段の高い豆腐ではないということを知ってもらえました。自分たちで造った豆腐も豆乳を温めてにがりを合わすこと所を凝固の仕組みを説明しながらやってもらいました。上手くできた人もいれば、凝固しない人、混ぜすぎてモロモロした豆腐になってしまった人もいて弊社の豆腐造りの難しさを体感してもらおうと企画しましたがそれ以上に皆さん楽しそうにやっていたのが印象的でした。
午後からは懇親会でバーベキューに参加させてもらいました。弊社が持参した絹あげ、オレンジコープさんも弊社のきざみあげやひろうすを準備してくれていて皆さんに食べてもらいました。一緒に食べながら豆腐のことやたわいもない話までとても楽しく参加させてもらいました。参加者の中にはオレンジコープさんとお付き合いが始まってからずっと利用してくれているお母さんもいて熱心に話を聞いては質問してくる姿には感謝の気持ちでいっぱいになりました。今後も利用し続けてもらう為にも弊社も努力を怠らず、食べる側にももっと弊社の事を知ってもらいたいなと感じた学習会になりました。ありがとうございました。(小西歩)
2025年6月25日(水)に神戸市立中央区文化センターにて生活クラブ生協都市生活主催の生産者交流会に参加してきました。今回は今年の3月に行った絹ごし豆腐のstepup点検の報告会も同時に行われました。報告会では参加した感想も交えながら弊社のこだわりなどを理解して企業努力で安心・安全な豆腐製造をしていることを報告してもらいました。
交流会の内容は①天然にがりと硫酸カルシウムでの食べ比べ体験、②動画での工場案内となります。①は弊社の豆乳を使用して凝固剤の違いでどれだけ味に違いが出るか試食して感じてもらいました。味の違いの他にも硫酸カルシウムで凝固させるには弊社のような濃厚な豆乳は必要がないことも説明して安価の豆腐の中身がどうなっているかも分かってもらえたかなと思います。また、スタッフの方が準備してくれた市販の絹ごしも一緒に試食できたのでより食べ比べとして良かったと思います。②は以前、オンライン交流会で使っていた動画を使用して弊社の一通りの作業を説明させてもらいました。動画自体は私が自宅のビデオカメラを引っ張り出してきて素人ながら編集した結果、音声なしで私が適宜その場で説明していくというシュールな動画でしたが製造の流れや豆腐の凝固作業での泡取りを何回も行っているところ等を見てもらいました。
最後に組合員さんが作った豆乳入りお好み焼きの試食しながら懇親会♪普段は弊社が焼く側なので焼いてもらうことがとても新鮮でとってもおいしかったです。質疑応答も保管方法や弊社の天然にがりと塩化マグネシウムの違いは?等たくさん質問があったり、豆乳で担々麺風のスープを作ったらおいしかったなど質問以外にも弊社消費材を利用したり交流会の感想を伝えてくれたりとても充実した時間になりました。今後も弊社の消費材を利用することの有意性を伝えていくので利用していない方にどんどん進めていってください。
※担当理事の方、交流会の写真提供ありがとうございました。喋るのに夢中で全然写真撮れていなかったので助かります(笑) (小西歩)
・2025年3月27日 JAグリーン近江竜王営農振興センターにて豆伍心・竜王町稲作経営者研究会・JAグリーン近江3社合同会議を行いました。
議題については以下の通りです。
1,令和6年産フクユタカ集荷実績と令和7年産作付け計画
2,フクユタカの品質管理について 豆伍心
3.現状の栽培内容の確認
4 試験栽培(そらみずき)について
- 令和6年産集荷実績 栽培面積 7,304a(前年比96.6%)
大豆本数 666袋 (前年比16.8%)
反収 27.3㎏ (前年比17.4%)
・上記実績からわかるように自然災害により、2024年産竜王町フクユタカ大豆は深刻な状態です・・・。
内容としては、7月中旬・降雨日・降水量が多く播種が遅れ、湿潤により中耕作業がおくれました。
9月に入って少雨による干ばつで花がついてもそのまま落ち、大豆のさや付きが少なく、
子実が大きくならなかった事とカメムシとヨトウムシが例年より多く10月に入って防除しましたが間に合わず害虫被害も多くなりました。
また11月に入り、少雨と気温が高く推移し、落葉が平年より遅れました(青立ち)。
さらに青立ち株のさやの中で子実が発芽するという稀有な現象が広範囲の圃場で確認され、収穫に支障をきたした事が考えられます。
・2025年産については今回の状況をふまえ以下の内容で取り決めました。
<2025年産フクユタカ作付計画>
①4月上旬に栽培申込書の配布
②4月開催稲研全体会議にて作付の呼びかけ
③4月末~5月上旬予定面積とりまとめ
(面積未達の場合は稲研会員中心に作付け増、品種転換の依頼)
④7月中旬~播種後、確定面積とりまとめ
追記として、弊社年間フクユタカ大豆使用数を3,600本→4,000本に変更。(反収10%上乗せ希望)
<害虫防除の強化>
①農薬については回数制限がないので必要以上に散布しない事を確認。
②農薬の環境ホルモン不使用についてはJAグリーン近江から情報提供してもらうこと確認。
③情報の伝達が少ないため、情報共有を確実にするためにJAグリーン近江からline・FAX等で連絡を行う。
最後にフクユタカ大豆の代替えとなる大豆を求めて試験栽培(そらみずき)を行います。
令和7年3月23日に奈良県コンベンションセンターにて生活クラブ奈良、ならコープ、コープ自然派奈良の3生協と奈良県生活協同組合連合会の4団体主催の「奈良の食と農を考えるマルシェ」に参加してきました。
弊社からは試食で木綿豆腐とうすあげの塩ちゃんこ鍋、販売で木綿豆腐・絹ごし豆腐・うすあげを行いました。試食の方で時期的に鍋は暑いかな~と思っていましたが風通しの良い会場で3月下旬にしては肌寒く感じるくらいでしたのでありがたいことに試食の方も好評で終了時間の1時間前には無くなり食べてくれた方もおいしいと絶賛して頂きました。特に子どもが夢中で食べてくれてそれを見るとやって良かったな~と感じます。販売の方も順調で試食で使っている木綿・うすあげがものすごい勢いで売れて試食よりも先に無くなってしまいました。今回は生活クラブだけでなく、他の生協も参加していることから試食・販売ともにどの程度準備すればよいのか分からず少なめにしてしまいましたがもっと持ってくれば良かったと感じました。多くの方に「おいしかった」、「いつも食べてるよ~」と声を掛けて頂きながら豆腐の話もして交流の方もばっちりでしたが最後に試食を夢中で食べてくれた子どもが「おいしかったからお礼!」と言いながらお菓子を分けに来てくれたことにとても癒されました。
朝の10時から昼の14時までの短い時間でしたがとても楽しい時間を過ごせたので参加させてもらって感謝です。お手伝いの組合員さんもありがとうございました。手際が良くとても助かりました。今後とも豆伍心の豆腐・揚げをよろしくお願いいたします。
※関西・ミートさん、ATJさん、まめ福さん試食のお裾分けありがとうございました。めっちゃうまかったです。ごちそうさまです!!(小西歩)
・2025年3月3日大阪市中央公会堂にて生活クラブ生協大阪主催の第21回産直春のつどいに参加してきました。当日は悪天候で少し寒いくらいでしたが会場は組合員、生産者がおおぜい集まって活気にあふれていました。午前の部は生産者アピールとテーブル毎で組合員とフリートーク、昼食をはさんで午後の部では組合員の活動報告やクイズ、午前とはメンバーを変えてフリートークを行いました。午後の組合員の活動報告では弊社が去年行った出張学習会の報告もあり、弊社が行った学習会の内容が100%伝わっている報告内容にとても感動と感謝の気持ちで聞かせて頂きました。フリートークでは「わたしにとっての生活クラブ」と「気候変動によって苦労、工夫されていることなど」をテーマに組合員と生産者で意見を交わしあいました。わたしにとっての生活クラブに関しては前身会社から豆伍心設立までの経緯とそれを支えてくれた組合員、生活クラブは私にとって人生のターニングポイントと言ってもよい存在だという話をしました。また、昨年は今までにないくらいの暑さで農家だけでなく弊社も水温や製造現場の室温の上昇で例年と同じような製造が出来なかったこと、原料の大豆:竜王町稲作経営者研究会のフクユタカの生産も大変な事になっていることを伝えて組合員の食べる力で支えてほしいとお願いをさせてもらいました。すべてのプログラムを終えた後は懇親会を行い、たくさんの組合員、生産者、生協の職員から声を掛けてもらって改めて産直の良さ、有難さを感じることが出来ました。今後もおいしいと言ってもらえるように品質を意識しながら製造に努めてまいります。ありがとうございました。(小西歩)
2025年1月22日に奈良県香芝市にて生活クラブ生活協同組合(奈良)主催の生産者交流会に参加してきました。主な目的は米の生産者でもある竜王町稲作経営者研究会の大豆を使って造られた豆腐について学習して利用拡大に繋げることです。当日の内容は①挨拶:自己紹介②弊社のこだわりなどのお話しと天然にがりと硫酸カルシウムの食べ比べ実験&参加して頂いた組合員さんで手合わせ体験③試食&交流となりました。手合わせ体験では短い時間と少ない説明でしたが皆さん楽しそうに取り組んでいる姿が印象的でした。そしてやはり皆さん主婦なだけあって手際がいい!!私が見ていた範囲でも上手に凝固させていたと思います。試食の方も全部美味しかったですが特に豆腐ステーキが美味しい!!いっぱい食べてしまいました。短い時間で伝えきれなかった部分もありましたがぜひ今回学んだことと、今回の試食のような色々な調理方法で豆腐・揚げの利用拡大をお願いします。ありがとうございました。(小西歩)
※顔が写らない様に写真を撮らせてもらいましたがなかなか難しいですね。ほんの少ししか撮れませんでした。
この度、立命館守山高校3年生の「岡本恵達」さんからおからの価値を世の中に広め、産業廃棄物を減らすための取組みの紹介と協力要請を頂きました。また、おからを使ったプラントベースの栄養食品のレシピ開発も行っています!!
是非、下の「おからについて」をクリックして頂きご覧ください。QRコードにレシピ掲載しています!!
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2024年11月17日、大阪市花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール・付属展示場で生活クラブ生活協同組合大阪主催の第44回生活クラブ生協フェスタに参加しました。今年はいつも通り豆腐・揚げの販売と生協職員に弊社の黒糖豆乳を使用したホットケーキの販売を行ってもらいました。前日までは天候も悪く心配していましたが当日は雨も降らずに多くの人で賑わって少し暑いくらいでした。豆腐販売では豆腐と生揚げのセット販売、うすあげ・豆乳・黒糖豆乳をお祭り価格で販売し、寄せ豆腐と黒糖豆乳の試食も行いました。寄せ豆腐は普段の絹ごしとの違いにびっくりする方が多かったので物は同じということや普段の絹ごしでも工夫次第で寄せ豆腐と同じような食べ方ができることを説明しました。黒糖豆乳は試飲して気に入ってもらい買ってくれる方が多かったです。黒糖豆乳が早々に売り切れてしまい、他のアイテムも好評で午前中に全部無くなってしまったのは計算外でした(笑)後で聞いた話では他のブースでも午前中にたくさん人が来て売り切れた所が多くあったそうです。お昼からは試食を食べてもらいながらまったりと交流をしていましたが販売する豆腐が無いのはやはり申し訳なくて反省しております。来年はもう少し増やそうかな♪
黒糖豆乳のホットケーキに関しては残念ながら少し売れ残りました。話を聞けば作り置き用の鉄板にガスが引けずに1台で回していたので追いつかなかったそうです。後半は餃子を焼いていた鉄板も使って焼いていたそうですが・・・。美味しいのは間違いないし焼いている職員さんも後半は上手に焼いていたので本当に残念です。とはいえ今年を含めて過去3年間、弊社の消費材を使用して販売してもらって結果を出せていないので申し訳ないです。
今年も組合員、他の生産者と交流が出来たのが何より楽しかったです。また来年もよろしくお願いします。(小西歩)
・2024年11月12日~11月14日に秋田県鹿角市でBMW技術協会主催の「第33回BMW技術全国交流会に参加してきました。今回はコロナ禍で遅れてしまったBMW技術協会設立30周年の記念式典も同時に開催されました。あいにく製造の兼ね合いで私が参加出来たのは13日からで記念式典は参加できずとなりましたが6年振りの地方開催ということで参加人数も多く、いつもの顔ぶれが揃っていて全国交流会に来たな~という気にさせてくれます。全国交流会、私は昼からの参加となったので1日目はBM会員の事例報告のみとなりますが糸島BM農法研究会の柴田さんがニラやねぎの実験では実際の現場で違いがあるように見えたが数字にしてみると大きな差は出ていない結果になってしまったと報告があり、弊社で行っていた活性水実験も似たような感じだったので勝手に親近感が湧きました。その後の懇親会でも全国の農家さんと交流ができて全国的に農作物が大変な年であったと実感させられました。
二日目は視察ということで十和田湖を観光してからポークランドグループの農場「ノースランド」の視察を行いました。ノースランドでは主に豚の糞尿の排水処理プラントや堆肥センターを視察しました。豚舎で出た糞尿が集めらる場所はとても臭いがきつかったのですがすぐそばの排水処理プラントに行くとびっくりするぐらい臭いが気にならなかったことが印象的でした。また豚舎に病原菌を持ち込まないようにするために入る時は専用の車でしか出入りできないこと、従業員は入場時に必ずシャワー入浴を行って専用の作業着に着替えるなど防疫管理の徹底ぶりも驚かせられました。途中参加ではありますが今回はBMW技術協会30周年記念にふさわしいBMらしく交流しまくった全国大会になったと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(小西歩)